墓石と一言でいっても、その形態はデザインは様々である。

広く一般的にみられる長方形のものが昔からの日本での通常のデザインとされてきたように思われるが、現在はその形態が大きく異なってきているという。

例えば、故人が好きだったものをかたどったデザイン、また絵画を描いたデザイン墓石、オブジェのような墓石、海外の墓地に見られるような、真っ白の十字架による墓石、形態はこれらのように複数存在し、それは故人の意思によって事前に選択される場合や、遺族によって選択される場合がある。



最近では、これらのデザイン墓石が特に人気を集めているという。

墓石というと、一生残る故人の最後の自己表現である。

故人の生きた証である。

そのような、この世に一つしか存在しないものであるからこそ、人は価格設定を超えた存在意義をそこに見出す。

墓石を購入するにあたり、価格を慎重に検討することは大変重要なことである。

各家庭にはそれぞれ事情がある。

しかし、デザイン墓石に見られるように、デザイン料や加工料などが増す場合でも、故人を偲ぶためその費用を惜しまない家庭も数多く存在している。

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結婚式などの一生の記念に残る行事も同様であるが、世の中には、価格に徹底的にこだわらなければならないとき、1円でも節約したい場合と、価格にこだわることなく個人の価値観を尊重し制限を設けることのないときがある。

墓石の購入も、後者にあたるのではないだろうか。

デザイン墓石の流行は、世の不況と同時に起こっている。

これは一見矛盾の減少に見えるかもしれない、しかし実際は、経済状況に関係なく価格よりも個々の存在意義を強く見出し、世に残すために必要であるから際限を設けていない、と考えることができるのではないだろうか。

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